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救護スタッフの皆さん(工藤教授は右から2番目)
デフリンピックを手話で表した手のサインをしています
11月23日(日)~25日(火)にかけて、「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」が開催され、空手競技は東京武道館で行われました。
この大会で、保健医療学部理学療法学科の工藤裕仁教授が救護スタッフ(Athletic Trainer: AT)として参加しました。

(卒業生の佐野さんは工藤ゼミのOBです)
救護スタッフは医師1名、歯科医師1名、看護師1名、救急救命士1名、AT4名で構成されていました。
主な役割は、
- (1)医師の補助
(観察、処置、搬送、記録および報告など) - (2)他の救護スタッフとの連携
- (3)競技特有のけがおよび事故に対する応急処置
などです。
ATメンバーはすべて理学療法士(PT)アスレティックトレーナー(AT)の資格を持ち、その中には目白大学保健医療学部理学療法学科の卒業生も含まれていました。
デフアスリートやチームスタッフとのコミュニケーションは、モバイル翻訳機や日本語手話通訳と国際手話通訳を介して行われ、直接コミュニケーションが取れない難しさもありました。
また診察(評価)や処置に際しては、コミュニケーション以外にも知っておくべきデフアスリートの特徴について、改めて確認する機会にもなりました。

