※2020年以降、マレーシアでのボランティア活動は行っておりません
3月5日(日)から3月16日(木)までの12日間、マレーシアのペナンにて行われた児童教育学科の「マレーシア臨地研修」。レポート第3弾は、自閉症児教育センター、老人ホームでの活動について紹介します。
自閉症児教育センター
第2回のレポートで紹介したミンデン・ハイト小学校から、少し北にある自閉症児教育センター。自閉症児教育センターは、ライオンズクラブの援助を受けて設立され、マレーシア科学大学教育学部のダトー・スージー博士も、ボランティアの校長として、その運営に尽力されています。学生たちは、センターの先生方の指示や指導に従い子どもたちの学習訓練やレクリエーション指導に携わりました。ここでも、素晴らしい学びをし、そして感動をもらいました。
以下、学生たちの感想を紹介します。
- だんだんと打ち解け子どもが笑ってくれた時に、子どもの笑顔はいつでも最高だなと感じました。
- 自閉症児との接し方や障がいそのものについて、深く考えさせられる良い機会となりました。
- 「だるまさんがころんだ」や「ジャンケン列車」などのゲームで、心が一つになった瞬間のみんなの笑顔は、とても幸せそうでした。
- 自閉症児と直接関わるのは初めてだったので、その分多くの学びがありました。
- 一緒にソーラン節をやったり、ゲームをやったり、とても楽しいひと時でした。
老人ホーム
ペナンで最大規模の老人ホームである「ペナンホーム」でボランティア活動を行いました。ほぼ寝たきりの方や車イスで生活されている方、元気な方々も皆さん一緒に生活しています。ここでは、食事の配膳や清掃活動のほか、折り紙や歌を披露したりしました。
学生の感想を紹介します。
- 折り紙を教えるときに、言葉の壁もありましたが、最後まで一緒に折ることができました。
- 日本語の歌のリズムに合わせて手拍子をしたり、曲が終わった際には笑顔で拍手をしてくれました。この温かい一挙一動に私は感動せずにはいられませんでした。
- 歌詞の意味を理解できなくても、歌という文化は世界共通です。私たちが歌う事で感動していたご老人を見て、そう考えました。
- 折り紙を一緒に折っている時、歌やソーラン節を披露した時、すれ違った時、お年寄りの方々の笑顔はとても素敵でした。
次回のマレーシア臨地研修も、日本にいるだけでは経験できない素敵な出会いと学びがあることを期待しています。