人間学部

児童教育学科

Department of Childhood Education and Welfare 新宿キャンパス

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児童教育学科の渡邉はるかゼミ生が新宿・戸山プレイパークで遊びのイベントを開催しました

  • わにたたきゲームで遊ぶ子どもたち

人間学部児童教育学科・渡邉はるか准教授のゼミに所属する学生が都立戸山公園内にある新宿・戸山プレイパークにて、地域の子どもたちと遊ぶイベントを開催しました。

新型コロナウイルス感染症拡大により、日常生活が大きく変わり、子どもたちの生活にも多大な影響を与えました。人との接触が制限される中、発達期に大切な他者との関わりを通した多様な経験の機会が奪われてしまいました。このことに問題意識をもったゼミ生は、自分たちにできることはないかと考え、企画を検討しました。新宿区社会福祉協議会に協力していただき、コロナ禍においても、毎日、たくさんの地域の親子が過ごすコミュニケーションの場となっている新宿・戸山プレイパークを紹介していただきました。数か月にわたり、何度もZoomで相談を繰り返し、助言をいただきながら企画を具体化していきました。

その結果、全2回の企画を実施することができました。
第1回は、3月10日(水)に「手づくり楽器で演奏しよう」というテーマのもと、公園内で集めた枝や石と学生が用意したペットボトルや空き缶を組み合わせてオリジナルの楽器をつくりました。参加した子どもたちは、それぞれが思い思いに、自分が好きな電車や野球のグローブをモチーフにした世界でたった一つの楽器をつくりました。
第2回は、3月30日(火)に「ゲームに挑戦しながら公園をまわろう」というテーマのもと、5つのチェックポイントを設け、学生手作りの射的やボーリングゲームを楽しみながらスタンプラリーをしました。春休みということもあり、78名の子どもたちが参加してくれました。第1回に続き参加してくれた子どもたちもたくさんおり、受付の手伝いをしてくれたり、小さな子どもにゲームのルールを教えたりと、協力してくれました。ゼミ生が目的とした、交流がさまざまな形で実現できました。

企画に参加したゼミ生からは、「自由な遊びの場での子どもたちの姿を知ることができて良かった」「普段関わる機会がない未就学児やその保護者とお話しできて、勉強になった」「想定外のことが多く、臨機応変な対応が求められた。これから教員を目指す上でこの経験を役立てていきたい」という感想がありました。
学生たちは、この活動を通して、企画・運営力、コミュニケーション能力など教師に必要な力の基礎を培うことができたようです。

渡邉はるかゼミでは、これからも地域と連携した活動を積極的に行い、体験を通した学びの機会をつくっていく予定です。

  • 楽器づくりの様子
  • 子どもたちがつくった
    オリジナル楽器
  • 射的に挑戦する様子