人間学部

子ども学科

Department of Child Studies 新宿キャンパス

メディア・出版

  • 子ども学科
  • メディア・出版
  • 新宿
  • イベントは終了しました
  • Tags : 大学トップ, 学園トップ

子ども学科・當銘美菜専任講師らが共訳した『ぼくのなまえはサンゴール』が出版されました

人間学部子ども学科の當銘美菜専任講師らが共訳した『ぼくのなまえはサンゴール』が出版されました。

<あらすじ>
スーダンの内戦で難民になったサンゴールは、母と妹とともにアメリカへ。でも、アメリカでは、自分の大切なルーツである名前をだれも正しく呼んでくれない。
ある朝、サンゴールは自分の名前を伝える、素晴らしいアイディアを思いついて――
ゆぎ書房Webサイトより抜粋

『ぼくのなまえはサンゴール』の原書「My name is Sangoel」は、日本国際理解教育学会の特定課題研究(2016-18年)の1つ「難民問題から国際理解教育を問う」の一環として収集された難民絵本(難民をテーマとした絵本)100冊余のうちの一冊でした。
国際理解教育において、難民となってしまうこと、難民となった人たちのことをいかに学ぶかは、いま世界で起きているさまざまな問題すべてと関わる大きな課題です。
絵本の中で主人公は素晴らしいアイディアで自分のなまえを皆に伝え、クラスメートと打ち解けます。
『ぼくのなまえはサンゴール』は、難民となることで直面する苦難だけでなく、自分や他者の文化、そして、アイデンティティをどう受け入れるかについて、子どもたちとともに考えていく、大きなきっかけになるに違いありません。

ぜひお手に取ってご覧ください。

『ぼくのなまえはサンゴール』
文:カレン・リン・ウィリアムズ、カードラ・モハメッド
絵:キャサリン・ストック
訳:小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江
発行:ゆぎ書房
発行年月:2024年5月
書籍紹介