7月30日(火)に、人間学部子ども学科・當銘美菜ゼミの3年生10名が、新宿区にあるJICA地球ひろばを訪問しました。
JICA地球ひろばでは、展示の見学や体験活動を通して、世界が抱える課題について学ぶことができます。体験ゾーンは、8つのテーマ(安全保障、貧困、保健医療、水、教育、紛争、相互依存、持続可能な開発目標SDGs)で構成されており、各ブースには、豊富な写真や音声での展示説明の他、触れることのできる展示品等も用意されています。
「案内人」に誘われ、それぞれのブースを見学した学生はいろいろなことを考えたようです。
<参加した学生の声>
・現地の学校の現状や医療支援の活動をみて、JICAが行っている支援についてより興味が生まれた。国際問題や開発課題に対する理解が深まり、私自身も何か貢献できることがないかと考えさせられた。地球規模の課題に対する視野が広がり、考えを深められとても良い経験ができた。
・あまり意識した事がなかったけれど、日本では「字が書けない」「食べ物がなくて餓死」ということはあまり身近ではなことに気づき、恵まれた環境であることを実感した。SDGsについても、日本は地球環境については課題があるけれど貧困や安全な水については達成できている点が多いのだと学んだ。
・説明を耳で聞いたり映像を見るだけでなく、自分で触りながら体験することができてわかりやすかった。また、ガイドの方が体験談を交えながら説明してくれたことで現地の状況をイメージしやすかった。そして途上国がどのような状況であるのかを知ることができた。各国の服装や生活様式などを知って、他の国に興味を持つことができ、いろいろな国について知りたいと思った。
1階の体験ゾーンを見学した後は、2階の食のゾーン(J's Cafe)に移動しランチをいただきました。
カフェでは、通常メニューの他に、週替わりで各国のエスニック料理が提供されています。訪問時はコスタリカの「チフリホ」が用意されていました。ボリューム満点のお食事に学生も大満足でした。
それぞれの学びを共有する有意義な時間となりました。
JICA地球ひろばでは、9月17日(火)から、国際協力70周年記念企画展「それでも歩み続ける」が開催されています。ぜひ一度足を運んでみてください。
国際協力70周年記念企画展「それでも歩み続ける」
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案内人の説明に耳を傾けます -
JICAの活動を学びます -
豊富な写真や展示物を見学 -
学びを深める教材に触れて -
ランチを前に自然と笑顔に