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活動の成果を報告
12月13日(金)に、人間学部人間福祉学科4年生が、2年間のゼミ活動の集大成となる「ゼミ活動報告会」を新宿キャンパス研心館にて行いました。
ゼミに所属する4年生、3年生に加え、来年度のゼミ選択の参考にするために2年生も参加し、会場には200名以上が集まりました。広い研心館2階のホールも狭く感じるほど、大勢の熱気に包まれました。

報告は、各ゼミによってさまざまで、ゼミ活動については「下北沢のアクセシビリティの現状と課題」「認知症サポーター養成講座」「グッドネーバーズ・ジャパンと歩んだ2年間」「韓国の大学との交流から学ぶ」「推し活をすることでQOLが向上するのか」など、社会福祉の幅広さを反映した活動報告がなされました。
ゼミ論文に取り組んだゼミでは「子ども食堂の現状と在り方」「ドラムサークルによる音楽療法」「生活困窮者に対する『自立支援』」「新宿19の会『歌舞伎町で再犯防止について考えてみた』を読んで」「ヤングケアラーの現状と必要な支援」「自殺状況から見る日本の社会的なストレス要因とその対策」など、学生それぞれの関心を掘り下げて考察した報告がされました。
活動報告を終えた4年生は「自分の報告を終えて、スライドを作る時間や発表をすることで、自分自身がどのようなことをゼミの時間に学んだかを再確認することができ、とても有意義な時間になったと思う」「グループ活動を通して、自らが率先して考え、自発的に段取りを組みながら取り組む行動力が身についた」と語っていました。
また、報告を聞いた学生からは「ゼミ活動は社会福祉の実践力を養うとともに、地域に良い影響を与えていると感じた」「どの報告もこの4年間で学習したことを踏まえ自分たちの考えを形としたものであり、これまで学んできたものの復習と新たな知見の獲得の両方ができる報告であった」などという感想が寄せられました。
4年生は、これまでの2年間のゼミ活動を同級生と一緒にまとめ、報告の仕方を工夫し、大勢の人に聴いてもらう貴重な機会となったと思います。