9月19日(金)、「第6回 岩槻南病院 和土住宅自治会 座談会」が開催され、看護学部看護学科の前田竜耶助教が講師の1人として登壇しました。
この座談会は、岩槻南病院と和土住宅自治会が地域住民の健康増進を目的に共催しているものです。
前田助教は「生涯学習のススメ ―看護師の視点で考える、健やかで豊かな人生を重ねるための秘訣―」というテーマで講演を行いました。幸福な年齢の重ね方を示す「サクセスフル・エイジング」という考え方を軸に、知的好奇心や社会とのつながりが、認知機能の維持や生きがいといった心身の健康にとっていかに重要であるかを、科学的な知見を交えながら解説しました。

参加された地域の皆さんは、熱心に話を聞き、メモを取りながら耳を傾けてくださいました。講演後の質疑応答では「脳を元気にするには具体的に何をすればよいか」といった質問も飛び交い、活発な意見交換が行われました。
座談会は、和やかでありながら知的好奇心にあふれた、充実した時間となりました。
今後も本学は、地域に根ざした大学として、皆さんの健康で豊かな生活に貢献できるよう、これからも積極的に地域との連携活動を進めていきます。

