12月17日（水）に、看護学部看護学科3年生を対象とした「就活準備講座（応用編）」を開催しました。
本講座は、7月に実施した基礎講座の内容を踏まえ、いよいよ本格化する就職活動に向けて実践的な意識を高めることを目的としています。学生たちはリクルートスーツを着用し、身なりを整えて参加しました。いつもの講義風景とは異なり、会場は程よい緊張感に包まれ、学生たちの表情からも「これから就職活動が始まる」という真剣な眼差しが感じられました。
今回は、看護学生の就職支援に豊富な実績を持つ、株式会社エス・エム・エス「ナース専科 就職」より講師をお招きしました。
講座の前半では、就職活動の軸となる「自己分析」と「病院研究」について理解を深めました。自己分析のワークでは、これまでの実習経験を振り返りながら、なりたい看護師像を言語化し、自身の看護観や強みを再確認しました。また、病院研究においては、高度急性期や回復期といった医療機能ごとの役割の違いや、運営母体の特徴、教育制度の種類などを整理し、自分に合った就職先を見極めるための比較検討の視点を養いました。
また、後半は本格的な活動開始に備えた実践的なマナーを確認しました。第一印象を左右するスーツの着こなしやあいさつ、就業体験や説明会参加時のマナーなど、社会人として必要な立ち振る舞いについて具体的な指導を受けました。
学生たちは、近年早期化している採用スケジュールを改めて認識し、希望する進路を実現するために気持ちを新たにしていました。
看護学科では、学生一人ひとりが納得のいくファーストキャリアをスタートできるよう、今後も手厚いサポートを継続してまいります。