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地域社会学科

Department of Community Studies 新宿キャンパス

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地域社会学科<観光・まちづくりコース>現場接続型授業レポート:「地域社会学応用演習Ⅰ」による地域実習(大学周辺の「まち」を体感する①:トキワ荘マンガミュージアム編)

  • 学芸員からのレクチャーを受ける学生
  • 再現された昭和の部屋

社会学部地域社会学科<観光・まちづくりコース>では、現場と学びの接続を意識し、さまざまな形で観光・まちづくりの「現場」を体感する授業を展開しています。
その中で、2年生が履修する「地域社会学基礎演習Ⅰ・Ⅱ」では教員の専門性を生かしながら、学内外での学びを深めています。そういった学びの1つとして、高久ゼミの2年生(8名)は、5月27日(火)に大学からも徒歩で行ける距離にある豊島区のトキワ荘マンガミュージアムを中心とする地域実習を行いました。

館内を観察する学生
館内を観察する学生

トキワ荘の存在を知らない学生たちは事前に保護者等に「トキワ荘」やそこに住んでいた漫画家などに関しての聞き取り調査、資料収集を行った他、「観光まちづくり論」(2年生の必修授業)で扱った「新宿区景観まちづくりガイドライン」や「豊島区基本計画」等に関する情報を整理し、当日を迎えました。
当日は、大学からトキワ荘マンガミュージアムへ向かう途中の街並みの変化、建物の高さや住宅の密集度、地域の歴史的な背景等について担当教員からのレクチャーを受けながら、学生たちは、「現場」に出る感覚を肌で掴む機会となったようです。

トキワ荘マンガミュージアムでは、その成り立ち、地域との関わりを学芸員の方から説明を受け、施設内を見学しました。学生たちは、現在と昭和の暮らしの違いに驚きながら、掲示パネルを写真に収めたり、気づいたことを積極的にメモをする姿勢を見せていたことが印象的でした。
現場に出て、実際に目で見ることが、自分の興味関心の芽を育む機会になることを教員も改めて実感した時間となりました。

学生からは、

  • 地域の現場に出て、まちを歩き、授業で学んだことを実際に自分の目で見たことで、今後の学びの意欲が高まった。
  • 今後、自分自身でフィールドワークに出かける際の注意点が見つかった。
  • 地域に出る際の事前準備の重要性が理解できたので、次の機会に生かしたい。
などの感想があり、それぞれに観光・まちづくりに関する学びの意欲の向上や現場から学ぶというコースのモットーの意味を考える機会になったものと感じています。