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地域社会学科

Department of Community Studies 新宿キャンパス

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地域社会学科<地域・ひとづくりコース>「専門とキャリアA」授業レポート:日本ハムグループの食育の取組について

  • 授業の様子
  • 日本ハムの宮本氏

社会学部地域社会学科<地域・ひとづくりコース>の必修科目「専門とキャリアA」は、コースの専門的学びをベースに、自己分析・社会理解・業界研究を通して、自分の生き方と職業選択をデザインする授業です。

その中でも特に「社会課題とビジネス」と銘打った連続講座では、「課題のあるところにビジネスがある。ビジネスとは社会課題を解決する営みである。」とのコンセプトのもと、実際にビジネスの現場で活躍されている企業の方々をゲストにお招きして「現場」のお話を伺っています。昨年度はポーラ株式会社と三井住友カード株式会社からご出講いただきました。

2025年度第1回は、5月27日(火)、日本ハムカスタマー・コミュニケーション株式会社の宮本雅宏氏より、「日本ハムグループの食育の取り組みについて」というテーマで講義していただきました。
授業では、日本ハムグループの事業セグメント、ビジネスモデルやビジョンにつづき、第4次食育推進基本計画とそれに基づく日本ハムグループのさまざまな取組が紹介されました。さらに国の食品ロス削減推進に関する基本的方針と新たな食料・農業・農村基本計画について詳細なご説明を伺うことができました。

特に「生命(いのち)の恵みを大切にする」という日本ハムの考え方、「アイデアをみがいて生みだすリアル」という開発風土、そして「たんぱく質クライシス」の問題が心に強く残っています。日本ハムグループが食を巡る社会課題に本来事業として取り組んでいることなど、<地域・ひとづくりコース>の学びに直結する大変興味深い内容で、とても勉強になりました。

学生からは以下のような感想が寄せられました。

<学生の声>

・たんぱく質の摂取量が、戦後の食糧不足時と変わらないのを知って驚いた。1日にたんぱく質は65グラム必要であると知ったので、食事をするとき、特にコンビニなどで、自分でご飯を買う際にどのぐらいなのかを調べて買うことも大切だと思った。

・講義を通して大切だと感じたことは、食生活の見直しとたんぱく質をしっかり摂取できているか、命から栄養をいただいていることへの感謝の気持ち忘れないこと。今回の講義では日常生活で役立つ内容が多かったので、今後に生かせるようにしたいと思う。

・日本ハムは、「おいしく食べる」「正しく食べる」「食べ物を大切にする」という3つのことを伝えている。ネットの声だけでなく店頭で直接お客様の声を聞いて改善し、おいしい商品を提供しよう日々努力しているすごい企業なんだと今回の授業で分かった。


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