社会学部地域社会学科<観光・まちづくりコース>では、1年生から「観光・まちづくりの現場を知る」ことに加えて「就職活動を意識する」ことを重視し、実際に「観光・まちづくり」の現場で活躍されている実務者をゲストに招いた講義を行っています。
2025年度も、京王プラザホテル、株式会社JTB、株式会社八芳園、クラブツーリズム株式会社からゲスト講師をお迎えします。
5月28日(水)の「地域社会を考える」では、「"現場"で働く社会人を招くにあたって~ゲスト講師の紹介~」と題し、各社の概要や業界の特徴の紹介、ゲスト講義を受ける際の心構えやマナー、ルールの確認をし、講師を迎える準備を行いました。
受講生からは、以下のような期待や意欲的な声が寄せられました。
<学生の声>
- 実際に現場で働く方の話を通して、仕事のやりがいや大変さを具体的に知りたい。
- 将来働く自分の姿をイメージできるようなヒントを得たい。
- 普段あまり接することのない業界の話を聞くことで、新たな興味や視点を得たい。
- 各企業の特徴や、人口減少・少子高齢化といった社会課題にどう向き合っているのかを学びたい。
- 「地域活性化」というテーマに対して、企業ごとの取り組みや成功事例、課題などについて理解を深めたい。
このように、学生たちはただ話を「聞く」だけではなく、そこから自らの学びや将来像にどうつなげていくかという視点を持って、準備に取り組んでいます。
今回の事前授業は、学生たちにとって、日頃<観光・まちづくりコース>の授業で学んでいる内容が実社会の現場とどのように結びついているのかについて関心を持つ良い機会となりました。また、ゲスト講師の貴重な話をより深く理解し、自分の学びに生かすためには、事前の準備や主体的な姿勢が欠かせないことを実感したようです。
さらに、これまで漠然としていた「就職」や「社会人として働くこと」というテーマについても、具体的なイメージを持ち始めるきっかけとなり、将来を見据えた学びへの意欲が一層高まったようです。
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メモを取る学生たち -
ゲスト講義を受ける際の
心構えやマナーについて学びます