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講義をする萩原氏
社会学部地域社会学科<観光・まちづくりコース>では、学生が「社会で生き抜く力」を高めて卒業していくことをモットーとし、1年生から「就職活動を意識する」ことを重視し、就職活動の質的向上を目指しながら、その延長線上に生涯キャリアを考える素材を提供しています。
その中で、2025年度も「観光・まちづくりコース基礎力応用編」として、2年生を対象とした春学期の「専門とキャリアA」および、秋学期の「専門とキャリアB」の中で、外部講師をお迎えして「世界遺産検定3級対策講座」を実施します。
2024年度の合格率は全国平均を超える84.8%となったことに刺激を受け、今年度は、12月に行われる「世界遺産検定3級」の学内受験に全員合格することを目指し、勉強を進めていく予定です。
6月17日(火)には、世界遺産検定マイスターであり、世界遺産アカデミー認定講師の萩原卓氏をお迎えして、「世界遺産検定3級対策講座」の第1回目を行いました。

学生からは、
- 世界遺産を学ぶことは、観光業だけでなく、どのような業界を目指す人にも大切だということがわかった。
- 世界遺産にはさまざまな文化や歴史が含まれており、それを学ぶことで国際的な視野と多面的な考え方が身につくことが理解できた。
- 国内外の世界遺産について知ることは、時事問題や歴史を含めた幅広い知識を増やすことにつながると理解した。
「世界遺産検定3級対策講座」を受講した学生は例年、それまでの観光・まちづくりコースの学びに世界の歴史や文化、社会情勢についての知識を加えることで、就職活動に必要な一般常識力を身につけています。それと同時に、この検定合格に向けた努力は、単なる資格取得にとどまらず、国内旅行業務取扱管理者や秘書検定といった他の資格へのチャレンジ意欲を高めるきっかけにもなっているようです。
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検定合格に向けて受講する学生たち