保健医療学部理学療法学科の新井武志教授が分担執筆した『予防と産業の理学療法』が刊行されました。本書は、理学療法士が活躍する新しい分野として近年注目を集めている「予防」や「産業」分野について、わかりやすくまとめたテキストです。
超少子高齢化が進行しているわが国には、さまざまな社会的な課題があります。たとえば、いかに国民の健康寿命を延ばすのか、あるいは、いかに働く人の安全を確保し労働生産性を高めるのかといった課題があります。そのような社会的な課題の解決に向けて、理学療法士が貢献できることはたくさんあります。
本書はこれから理学療法士を目指す学生や若い理学療法士に向けてわかりやすくまとめられていますので、今後さらなる発展が期待される「予防」と「産業」分野について理解できる一冊になっています。
『予防と産業の理学療法』
編 集：樋口由美、浅田史成、牧迫飛雄馬
執 筆 者：新井武志ほか
発 行：株式会社南江堂
発行年月：2020年3月
分担部分：運動器の障害予防（P43-P58）