保健医療学部

言語聴覚学科

Department of Speech, Language and Hearing Therapy さいたま岩槻キャンパス

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令和2年度さいたま市障害者社会参加推進事業「家族教室」に言語聴覚学科の教員が参加・協力しました

  • 準備・開催までの主要メンバー
    (高次脳機能さいたまこれからの道の渡部代表、広報担当、ご家族会員、失語症のある当事者の方、言語聴覚学科教員)

1月10日(日)、さいたま市障害者社会参加推進事業「家族教室」が浦和コミュニティセンターで開催されました。
今回の家族教室は「知ってください、失語症」というテーマで行われ、保健医療学部言語聴覚学科の教員も参加・ご協力させていただきました。開催に奔走していた「高次脳機能 さいたま これからの道」渡部代表および関係者の皆さまとともに、本学科教員もプログラムを考えたり、失語症当事者の方に出演のご依頼をしたり、チラシを作成したりと準備を進めてきました。
ところが、新型コロナウィルス感染症拡大に伴って、直前に緊急事態宣言が出されるという大ピンチ。一時は開催も危ぶまれましたが、全面オンラインとすることで何とか開催にこぎつけることができました。オンライン用のセッティングには本学科教員が大活躍でした。

当日は、渡部代表が司会を務め、さいたま市のご担当者と同市障害者協議会の中野会長のごあいさつに続いて、言語聴覚学科 春原則子教授の失語症に関する講義、失語症当事者である石田氏の体験談、「埼玉県ミドル失語症者の会」友井代表による失語症のある方々の就労に関するお話がありました。
さらに、休憩を挟んで後半は、3名の失語症当事者とそのご家族、春原教授による対談形式のパネルディスカッションが行われ、とても充実した内容となりました。

この「家族教室」開催にあたり、高次脳機能障害当事者やご家族、出演者、それを支えた関係者等、多くの方々がたくさんの力を発揮されました。本当にお疲れさまでした。ピンチだったからなおのこと、連携が強まったように感じられました。

言語聴覚学科では、これからも地域の障がいのある方々や行政と連携して、このような事業にも積極的に協力していきたいと思っています。

  • 当事者がオンラインで登壇、
    とてもわかりやすく心に響く講演でした
  • 会場の全体風景:手指消毒とマスク、
    ソーシャルディスタンスで感染防止対策
  • 失語症に関する講演中の春原教授

※後ろの書は「高次脳機能 さいたま これからの道」の副代表で一般社団法人「毎日書道会」師範の原田英峰氏によるものです。