保健医療学部言語聴覚学科の後藤多可志准教授が分担執筆した『神経心理検査ベーシック 改訂2版』が中外医学社から出版されました。
本書は、神経心理検査を医学・心理学の両面から解説した好評書の改訂版です。初版刊行後の検査の改訂や最新の研究を反映させたほか、新たな内容として「注意障害」「アセスメントにおけるICTの活用」「検査レポートの作成」が追加されています。検査レポートの作成時のポイントやCOVID-19パンデミックを経て急速に普及したオンラインでのアセスメントなど、時代に即した神経心理検査を行うための実践的な内容が盛り込まれています。
後藤准教授は、「Chapter11 小児 C. 検査の実際」を担当し、小児の神経心理学的アセスメントで使用される各種検査(WISC-Ⅴ知能検査、KABC-Ⅱ心理・教育アセスメントバッテリー、DN-CAS認知評価システム、レーヴン色彩マトリックス検査、改訂版 標準読み書きスクリーニング検査)について解説しています。
神経心理検査についてイチから学べる、貴重な一冊です。
『神経心理検査ベーシック 改訂2版』
編 集:武田克彦、山下光
発 行:中外医学社
発行年月:2023年12月