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子ども学科・第21回公開講座「保育の質向上と養成・実習-保育ってこんなにワクワク!の輪を広げるために-」をオンラインで実施しました

  • 大豆生田 啓友氏

7月23日(土)、第21回人間学部子ども学科公開講座「保育の質向上と養成・実習-保育ってこんなにワクワク!の輪を広げるために-」をZoomウェビナーによるオンライン形式で実施しました。

第1部の基調講演では、玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友氏を講師としてお招きし、「保育の質」とは何か、また、保育者養成校として、保育の質向上のためにどんな貢献ができるのかについて、ご講演いただきました。

大豆生田氏からは、保育現場での事例を挙げていただきながら、一人ひとりの子どもの理解や遊びを通した学びの形成、子ども同士の「育ち合い」が生じるクラス運営、保護者との連携・共有、そして、何より、語り合う風土のある職場であることが、保育の質を支える重要な要素であるとのご説明をいただきました。
また、養成校においては、学生自身がワクワクするような、主体的、対話的、協働的、探究的な学び、つまり、プロジェクト型の学びを実現できるような授業への転換、そして、実習では、実習協議会や日誌等の記録方法、部分実習・責任実習の在り方の見直しが求められるだろう、とのお話をいただきました。

第2部では、本学子ども学科の高橋弥生教授と松永愛子准教授が、それぞれ本学における実習指導の方針や体制、本学の学生の学びや育ちについて話題提供し、それらをふまえて、大豆生田氏にコメントをいただきながら、登壇者によるディスカッションを行いました。当日は、保育現場の先生方を中心に、保育や保育者養成にかかわるさまざまな専門家の皆さま、そして、本学在学生や卒業生など、400名以上の参加者が集い、非常に貴重な学びを得る機会となりました。