11月27日付の朝日新聞(朝刊・デジタル版)に、看護学部看護学科 野澤桂子教授の取材記事が掲載されました。
野澤教授は、アピアランスケア(がん治療に伴う外見の変化へのケア)の第一人者として、多数の研究や講演、メディアへの情報提供を行っています。
外見の悩みが「社会との関係性から生じる痛み」であることに着目し、外見が変化しても、その人が自分らしく人生を歩んでいけるように、医療の立場から支える研究をしてきました。
この記事では、外見の変化によって起こる問題の本質は人間関係や社会生活の変化であることを記述し、外見のケアにとどまらず、「こうあらねばならない」という思い込みを取り払うこと、生活の場に出て行く自信をつけることの重要性を事例と共に紹介しています。
朝日新聞(2021年11月27日付朝刊・デジタル版)
見た目の変化、不安を和らげる 心身を支える「アピランスケア」広がる
デジタル版はこちら(朝日新聞デジタル)
そのほかにも、日経メディカル、Yahooニュース等をはじめ、さまざまな媒体に記事が掲載されています。野澤教授は、外見の変化を隠しても隠さなくても、一人ひとりが快適に暮らしていける社会の実現に向けて、日々発信をしています。
2021年度掲載の一部を紹介(11月30日現在)
- 読売新聞ヨミドクター
医療・健康・介護のコラム がんのサポーティブケア
患者と社会の懸け橋になるアピアランスケア 脱毛や治療痕 「見た目」から生じる悩みの解決を手助け - 日経メディカル Oncologyリポート
学会リポート◎日本がんサポーティブケア学会2021
癌治療に伴うアピアランスケアのガイドラインが今年10月に発刊予定
外見の問題に正しいケアや情報提供が重要という意識が高まる - ケアネット
都市伝説に惑わされない!「がん治療におけるアピアランスケアGL 2021年版」発刊 - Yahooニュース
「髪に問題を抱え、生きづらさを感じている人がたくさんいる」――ヘアドネーションから見える社会