心理学部心理カウンセリング学科の杉本希映准教授が開発した 「保護者向けのいじめ予防プログラム」の書籍が昨年4月に刊行され、今回、同プログラムを解説した動画が公開されました。
このプログラムは、子どものいじめについて保護者も知ることで、子どもに関わる大人全体でいじめを予防していこう、という目的で科学研究費補助金(基盤研究C)の助成を受け作成されました。
子どもをいじめの加害者にもそれを周りでただ見ている第三者にもしないために、もし子どもがいじめの被害にあったときに保護者など誰かに相談できるようにするために、子ども同士のトラブルがいじめに発展しないために、周囲の大人として何ができるでしょうか。そのような内容が、このプログラムではわかりやすく説明されています。 保護者だけでなく、教師や心理職、これらの職業を目指す学生にも、知っておいてほしい内容です。
このプログラムは、『いじめ予防スキルアップガイド―エビデンスに基づく安心・安全な学校づくりの実践(金子書房)』と株式会社マモルが販売している動画で公開されています。
なお、当プログラムの効果検証の結果をまとめたポスター発表が、日本心理学会第86回大会で行われた一般研究発表について、学術大会優秀発表賞を授賞しました。
受賞発表の一覧は、日本心理学会Webサイト をご覧ください。
書籍の紹介
表紙 ↑ダウンロード資料付き
『いじめ予防スキルアップガイド―エビデンスに基づく安心・安全な学校づくりの実践)』
編 著:飯田順子、杉本希映、青山郁子、遠藤寛子
出 版:金子書房
出版年月:2021年4月
動画の紹介
『親子で取り組むいじめ予防 専門家対談動画』
制作:株式会社マモル
動画購入についてはこちら(マモルラボ)
*プログラムのリーフレットは無料でダウンロード可