1月26日(日)に、社会学部地域社会学科<地域・ひとづくりコース>の第4回「優秀卒業論文発表会」が行われました。同日、地域・ひとづくりコース主催による「第18回地域フォーラム」が開催されましたが、それに先駆けての実施です。
2024年度は以下3本が優秀卒業論文として選ばれ、その研究内容の発表と質疑応答が行われました。
<2024年度 優秀卒業論文>
発表1
磯部眞実さん(山口ゼミ)
東大和市の子ども家庭支援センター「かるがも」からみる子育て世帯の思い発表2
沖田瑞季さん(山口ゼミ)
鶴間公園からみる郊外の都市公園の再開発と公共性発表3
中田冴香さん(赤木ゼミ)
「障害者家族」三世代の証言―障害者施策の変遷が障害者とその家族に与えた影響―
なお、当日は入学予定者事前研修である第1回フォローアップセミナーも実施され、その一環として入学予定者もこの発表会に参加し、活発な質疑応答がなされました。
以下に入学予定者のコメントの一部を紹介します。
・文献や資料だけではなく、複数回のインタビュー調査を重ねることで対象を明らかにしようとしている姿勢に感銘を受けた。
・子育て支援、公園と再開発、障がいの問題と多様、かつ、先輩方にとって身近な地域や人が取り扱われており、入学後のコースでのフィールドワークに期待をもった。
今年度もインタビューやそれを書き起こした「語り」を分析した論考が優秀卒業論文として選ばれました。こういった卒業論文が後輩たちによい影響を及ぼしたことは間違いないようです。来年度も、クオリティーの高い卒業論文が書かれることを願いたいと思います。