社会学部

地域社会学科

Department of Community Studies 新宿キャンパス

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地域社会学科の飛田ゼミが新宿ユネスコ協会主催のフォーラムを企画開催しました

成果パネルの前で

11月24日(土)、新宿区立消費生活センター分館において、社会学部地域社会学科飛田ゼミ企画のイベントとして新宿ユネスコ協会青年部主催の「SDGsアクションフォーラム~多世代で協働する持続可能な社会づくり~」が開催されました。新宿区内で環境・教育・消費生活・まちづくりなど、さまざまな分野の社会問題に取り組んでいる多くの方々が集いました。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連において採択された、国際社会が2030年までに達成すべきとされる17の「持続可能な開発目標」のこと。フォーラムでは、まず政策研究大学院大学の紺屋健一教授より、基調講演として「SDGsを通じた多世代で協働する持続可能な社会づくり」について、若者の課題、高齢者の課題は何か、そして持続可能な社会づくりに若者はどう関係し、高齢者はどう関係するか、多世代でどう取り組めるか、といった視点から、SDGsを世界が乗り越えるべき課題としてとらえ、豊富な資料を使って分かりやすくご説明をいただきました。
そのあと飛田ゼミの学生たちによる研究発表があり、フードバンク、フェアトレード、クリーンエネルギー、気候変動対策、海洋資源保護など、学生たちはSDGsの17目標のうちから各自関心のあるものを取り上げ、さらにテーマを掘り下げて、企業や自治体などにおける取組事例の報告と、若者がその目標に対してできることやすべきことの提案を行いました。さらに会場内には学生たちの成果パネルも展示され、参加者の方々からよくできているとのお褒めのお言葉をいただきました。
つづいて紺屋教授と学生たち、さらにフロアとの意見交換が行われ、若者は具体的な行動を起こし、世界を動かしてほしいとの檄(げき) が飛ばされ、持続可能な社会に向けて自分たちがなすべきことは何か、あるいは多世代が協働してこそできることは何かなど、フォーラムのタイトルに相応しい、まさに世代を超えた意見交換を通じて、SDGsまたは持続可能な社会づくりについてよりいっそう理解を深めることができました。
本年度、飛田ゼミの学生たちは新宿ユネスコ協会に入会し、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟青少年ユネスコ活動事業助成金をいただいて、主に新宿区内でSDGsの啓発と推進のための活動に取り組んでいます。本フォーラムもその活動事業の一環として、新宿区、目白大学、ESD活動支援センターおよび関東地方ESD 活動支援センター 、東京都ユネスコ連絡協議会からご後援いただき、新宿ユネスコ協会青年部企画として実施されたものです。

  • 紺屋教授の講演
  • 学生による発表
  • 学生による発表