社会学部社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、各業界で活躍する実務家をお招きし、ファッション産業の最前線についてお話しいただく講義型の授業です。
6月9日(月)の授業では株式会社ナイガイより、森一章氏にお越しいただきました。
今回はフェムテック(女性特有の健康に関する事柄に向き合う製品)やインクルーシブデザイン(多様な消費者の方に配慮した、誰もが使いやすいデザイン)など、レッグウェアというファッションアイテムから社会課題の解決に向けた商品の企画開発について、お話を伺いました。
学生からは次のような意見が寄せられました。
<学生の声>
- SDGsやユニバーサルデザインへの取り組みなど、多様な人の声に耳を傾けて製品に反映する優しい姿勢は、靴下を中心とした日常的なアイテムだからこそ人々に価値を提供し続けることにつながっていると思いました。
- 靴下の役割が足を守るためだけではなく、リラックス、リカバリー、アシストという目的ごとに機能が分かれていることを知りました。
- 消費者の声や行動データを基に商品が改良されていくプロセスから、モノづくりにはデータ分析や社会調査の視点が欠かせないことを学びました。
- インクルーシブデザインという言葉を初めて知りました。あらゆる人が使いやすく、参加しやすいように配慮することは、どの企業で開発するにしても大切だなと感じました。

