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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ2025 」授業レポート:MADE BY EDWIN ~EDWINの考えるものづくり~

社会学部社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、各業界で活躍する実務家をお招きし、ファッション産業の最前線についてお話しいただく講義型の授業です。

6月23日(月)第10回は、株式会社エドウイン クリエイティブディレクター 細川秀和氏にお越しいただき、ご講義いただきました。

エドウインは日本のデニムブランドとして、世代を問わず国内外で多くの方に愛され、評価されています。講義では、時代のターニングポイントでデニムの流行を発信してきたエドウインの歴史と、縫製・加工などの高い技術力、ものづくりへの思いについて、貴重な資料・映像から、多くを学ばせていただきました。

学生からは次のような意見が寄せられました。

<学生の声>

・裁断くずなどはそのままだとほとんど使い道がなく、捨ててしまうことがほとんどだと思っていましたが、一度綿の状態に戻して、新たに生地として蘇らせるということをしているのはSDGsにとても配慮していて素晴らしいことだと思いました。

・この授業を通して、地域との結びつきや時代のニーズに合わせた柔軟な対応が日本のものづくりやファッションを支えてきたということに気づきました。

・リーフレットを読んで、一番印象に残ったのは「環境への配慮」と「国内での生産」へのこだわりでした。リサイクル素材の活用や、水を使わない加工方法など、ただ服を作るだけでなく社会や地球への責任を持っていると感じました。見た目のかっこよさだけでなく、どういう姿勢でデニムを作っているのかが伝わってきました。これからは服を買うときに「安いから」ではなく、「どんなふうに作られているか」もちゃんと考えて選ぶべきだと考えました。

・授業やリーフレットから、日本の誇るものづくり企業であることを実感しました。東北の地に根ざした自社工場での一貫生産や高度な縫製技術、そして環境への配慮まで、細部にわたって妥協のない姿勢に感動しました。「MADE IN JAPAN」だけでなく「MADE IN JIMOTO」と地域社会とのつながりも大切にしていることが伝わりました。