10月16日(日)、法政大学にて開催された日本マーケティング学会主催「カンファレンス2022」のポスターセッション(*1)にて、社会学部社会情報学科4年生の生井愛音莉さんが「ジャニーズファンから見る推し広告商品への貢献心理」というテーマで報告を行いました。
以下、生井さんからのコメントです。
「推し」とは、自分のお気に入りのアイドルのことで、「推し広告」とは推しが採用されている広告のことをいいます。今回私は、ファンが推し広告を見る際にどのような貢献心理が働くのかについて研究を行いました。調査方法として、ジャニーズタレントを起用した広告を出している企業の公式Twitterへ寄せられるファン・コメントを最終的に6000件以上分析し、内容を定性的に分析することから貢献心理を明らかにしました。
報告の当日は、自分の研究内容に興味を持ってくださった企業や教員の方と「なぜこのような結果になったのか」「ファンにはなぜこのような心理が働くのか」「アイドルを起用する際にどこに気をつけた方が良いのか」などを議論しました。「新しい視点」「テーマを見た時から興味を持っていた」と褒めていただけたのがうれしかったです。
長崎秀俊教授をはじめ社会情報学科の先生方、友人の協力があったからこそ報告会を大成功で終わらせることができました。大学生で学会に参加でき、とても記憶に残る経験になりました。この経験を生かし今後の社会人生活や残りの学生生活に生かしていきたいと思います。
(社会情報学科4年 生井愛音莉)
*1:ポスターセッションとはパネルに図表を掲示して参加者と対話しながら進める報告会です。