有名フードブランド企業の方々を講師として迎え、実務でのマーケティングやブランド戦略を学ぶ社会情報学科の「フードブランド戦略論」。12月6日（木）の授業では、カゴメ株式会社野菜事業本部の吉田知史氏をお招きし「カゴメの通販事業戦略」をテーマにお話しいただきました。
今回はカゴメ通販専用の野菜ジュース「つぶより野菜」の現物を持参され、その開発の背景やパッケージ設計、プロモーション戦略の実際について解説いただきました。
ターゲットを50～70代の食にこだわりをもつ男女に設定し、パッケージ戦略として手に持った時に質感やぬくもりが残るよう紙容器を使って設計したことなどが紹介されました。特に、直販だからこそできるプロモーション戦略として、新聞広告を4パターン作成し、掲載時の注文率を比較しながら最適な広告案を絞り込んでいったという話に、学生たちは驚いていました。
今回の通販型マーケティングの事例を通して、大きな学びを得たことでしょう。
