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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「フードブランド戦略論」授業レポート"リポビタンDのマーケティング戦略"

有名フードブランド企業の方々を講師としてお招きし、実務でのマーケティングやブランド戦略をお話いただく社会情報学科の「フードブランド戦略論」。12月19日(木)の授業では、大正製薬株式会社マーケティング本部 マーケティングPR室の星新児氏と吉田輝史氏をお招きし「リポビタンDのマーケティング戦略」をテーマにお話しいただきました。

ドリンク剤のトップブランドであり、発売後57年間ロングセラー・ブランドであり続けるリポビタンDの誕生背景から、最新の取組みまでをご紹介いただきました。
1962年に発売されたリポビタンDは、1960年発売のリポビタン錠剤やリポビタン液を飲みやすく改良することで生まれた商品でした。ドリンク剤という新しいカテゴリーを創出した当時は、商品自体の価値を伝えるため薬局や薬店を通じた直販体制を採用していたこと、テレビCMを活用して一気に認知を広げました。一躍トップブランドにかけあがったリポビタンDでしたが、近年は海外産エナジードリンクの参入や、若者のドリンク剤離れから新しいマーケティング施策に取り組んでいます。そして新たに大学生や受験生をターゲットにしたプロモーション戦略を展開し、徐々に若年層顧客の開拓が成果を出し始めていることを説明いただきました。
講義の最中にはリポビタンDが配布され、実際に飲みながらの聴講となりました。初めて飲用した学生からは、「思っていたより美味しかった」「もっと薬っぽい味がするかと思っていた」などの感想が寄せられました。今回は体験を伴った刺激的な講義の回となりました。

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