社会情報学科の「現代の社会2(フードブランド・ケーススタディ)」は、食品業界の実務家をお招きし、実務におけるブランド戦略についてお話しいただく講義型の授業です。
9月29日(木)の授業は、カンロ株式会社 マーケティング本部 副本部長の廿日出多真樹氏、統括部長の齊藤勉氏、統括部副部長の川田普太郎氏をお招きし「カンロのブランド戦略」をテーマにお話しいただきました。
授業では最初にカンロ飴が全員に配られ、口に入れて黙食するところから始まりました。「今食べてもらったカンロ飴の隠し味は何でしょうか?」という講師からの投げかけに学生が答える形で授業が進められました。また、多くの学生になじみのあるピュレグミのSNSを活用したプロモーション戦略についても解説いただきました。講義後は何人もの学生から質問が出るほど、白熱した授業となりました。
学生たちからは以下のような感想が寄せられました。
<学生からのコメント>
- 実際に商品を見て、触れて、食べることでよりその商品の特徴を理解することができた。
- ブランドのイメージ、価値を上げるためにどのような事をしているのかを理解することができた。
- カンロの広告に一貫性があったため、他のブランドの広告の一貫性がどうなっているのか気になった。今後、広告を見る際に違った視点で見ることができると感じた。
- 今回特に、製品の一貫性を保つルールや、消費者に共感性を持たせることについて学ぶことができた。
- 一貫性、継続性がブランドづくり、商品の存続において重要であることを学んだ。
- 今回、生産者側からの考え方を聞く機会を得ることができ、いつも見ている企業の方々の発信の意図が分かって興味深かった。