社会学部社会情報学科の「現代の社会2(フードブランド・ケーススタディ)」は、食品業界の実務家をお招きし実務におけるブランド戦略やマーケティング戦略についてお話しいただく講義型の授業です。
10月3日(木)の授業は、カンロ株式会社 マーケティング本部 統括部長の齊藤勉氏と商品戦略チームリーダーの入江由布子氏をお招きし「カンロのブランド戦略」についてお話しいただきました。
発売70年を迎えるロングセラー商品カンロ飴と、若者に人気のあるピュレグミに関する開発秘話、そしてカンロという企業ブランドの育成について解説をいただきました。
学生からは以下のような感想が寄せられました。
<学生の声>
・業界や年齢層の細かな分析やコロナ禍による需要の変化への対応、お客様の声を大切にする企業としての姿勢がとても印象的でした。
・カンロ飴の隠し味に醤油が使われていることや、ひねり包装など当初から変わっていないことが多くあることを初めて知り、「懐かしいのに、新しい」という言葉が印象に残りました。
・本日学んだことは、ピュレグミのコンセプトは変えずに少しの変化をつけて、さまざまな年齢層の方に手に取ってもらえるように日々改善しているということでした。
・昔ながらの味を守り続けているだけでなく、パッケージや包装など、消費者が注目しにくい細部にまでこだわっていて、一つ一つの積み重ねがあるからこそファンがついて離れないんだなと思いました。
・今までコンビニで何気なく商品を買っていましたが、選ばれるためにブランディングやマーケティングを行っていることを初めて知り、とても勉強になりました。