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社会情報学科

Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科の長崎ゼミ(有志)が商品開発コンペにて1位を獲得しました!

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2021年度学生マーケティング研究会
(長崎ゼミ)

私たち長崎ゼミでは、昨年の8月から約4カ月間「学生マーケティング研究会」という企業と連携して研究成果を発表するプロジェクトに参加しました。全国14大学20チーム117名の学生が参加しており、各業界の5社にご協力していただきました。

その中で私たちは、総合スポーツショップを運営する、ゼビオ株式会社のテーマを担当しました。企業側からは「コロナ禍におけるスポーツ市場の変化、大学生の消費者行動変化を捉えてゼビオでお買い物していただく売上拡大施策を考える」というテーマをいただきました。

まず、大学生のスポーツ市場を調べたところ、多くの大学生がスポーツをしていない現状が挙げられました。そこで実際にゼビオの店舗に足を運び、観察調査をしたところ「スポーツをしていない人は入りづらい」という大きな課題を発見しました。この現状をふまえ、自分たちの体験談と観察調査を基に、多くの大学生がスポーツをしなくなった理由には「過去のスポーツでのトラウマによりスポーツをしなくなったのではないか」という仮説を立てました。
この仮説を軸に、実際に店舗調査を行い、CCCマーケティング株式会社が保有しているTポイントのデータを活用して、全国の18歳〜23歳の男女に調査を実施しました。これらの調査の結果、大学生の多くがスポーツをしなくなった理由には、私たちの仮説と結びついていることを検証する事ができました。そこで私たちは体格・運動神経に関係なく誰もが楽しめるスポーツ体験として、既にあるスポーツとスポーツを組み合わせ、道具の素材を変えたサービスを提案しました。その名も「enjoy×スポーツ(楽しくスポーツ)の意味をこめた「Joyスポ」というネーミングにしました。
さらに実現可能性を考え、既にゼビオ店舗の体験イベント等で利用している施設の料金や他社との料金比較をし、時間ごとにリアルな価格設定の部分まで詰めていきました。また店舗体験以外にも、既にゼビオで扱っている商品でセット販売を行い、二つの観点から1週間の売り上げの見込みを出しました。

この経験をふまえて実際に調査票の作成や売り上げ、収益のリアルな金額の部分まで考えるなど分からない事ばかりでしたが、企業のサポーターの方や長崎秀俊教授、チームメンバーが力を合わせて行った結果1stステージで優勝する事ができたのだと思います。このような貴重な体験をできたことに対して深く感謝しています。この学びを今後の就職活動や社会に出た際にも生かしていきたいと思っています。

長崎ゼミ 3年 小柴夏希