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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「フードブランド戦略論」授業レポート"ローソンの商品開発事例とこれから"

12月17日(木)の社会情報学科「フードブランド戦略論」は、「ローソンの商品開発事例とこれから」というテーマで、株式会社ローソン新規事業本部の鈴木嘉之氏からご講演いただきました。

最初に、西武百貨店・西友・成城石井・ローソンなど大手小売業でマーケティング企画に関わられたご経験をお話しいただきました。その中でも今回は、ローソン時代にご担当された大ヒット商品であるプレミアムロールケーキの開発秘話についてご紹介いただきました。
まだコンビニエンスストアのスイーツが男性顧客中心に買われていた時代に、若年女性にターゲットを絞って開発した背景や、発売当初不調だった原因を探り、ネーミングとパッケージを変更して大ヒットにつなげた経緯などをお話しいただきました。プレミアムロールケーキのヒットの結果、累計販売個数が3億個を超え、スイーツに強いローソンのイメージ構築につながりました。
学生には非常に身近な商品であったこともあり、多くの質疑応答も出て活発な講義の回となりました。

以下、学生から寄せられた感想になります。

<学生からのコメント>

  • プレミアムロールケーキは、お客さまとの接点が多いコンビニエンスストアならではの商品開発例であると感じた。
  • 従来男性客メインであったコンビニ・スイーツ市場で、あえて女性客をターゲットに設定するというのは相当勇気が必要だったと思う。正直、驚いた。
  • 実際の開発期間におけるさまざまな話を聞き、着眼点と発想力のすごさに驚いた。
  • 商品は絶対に良いものなのに当初は売れなかった。そこの問題点を見つけることの難しさを学んだ。
  • お客さまに良い商品を提供するには、世の中に起きていることにアンテナを張り、多くの情報に触れることが大切であると分かった。

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