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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ」授業レポート "SHIBUYA109のマーケティング戦略について"

社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、ファッション・美容業界などで活躍されている実務家をお招きし、マーケティングやブランドの事業戦略をお話しいただく講演型の授業です。

5月15日(月)は株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの丸山康太氏(運営事業部 副事業部長 兼 店舗運営部長 SHIBUYA109総支配人)にお越しいただき、同社の事業・マーケティング戦略と最新動向について、ご講演いただきました。

渋谷の象徴として今でもZ世代に絶大な人気を誇るSHIBUYA109ですが、これまで同社は新型コロナによる休業など、さまざまな局面を迎えました。それらの局面を乗り越えることができたのはZ世代のニーズを満たすマーケティングの施策だとされています。
たとえば「SHIBUYA109 lab.(※1)」を立ち上げてからさまざまなマーケティング戦略を駆使して毎月200人ものZ世代にリサーチを行い、時代に合わせた変革を行っています。
講演では、これまでの同社の歴史についてご説明いただくとともに、今年から始めたMeta(※2)との新たなビジネスについてお話をいただきました。

丸山氏はSHIBUYA109事業に就いて17年目となりますが、ご自身のキャリアは決して順風満帆なものではなく紆余曲折があったそうです。
そして「回り道を避けないこと、目の前の仕事に全力で仕事に取り組むことが大切」というメッセージをいただきました。
就活を控えた受講生たちは、50歳とは思えない若々しさでSHIBUYA109の事業を牽引されている同氏のご講演に聞き入っていました。

<受講生の声>

  • 丸山さんが、自分のやりたいことや興味のある仕事に就くのが1番だとおっしゃっていたことが、今、自分が就職で悩んでいた内容と合致しており、改めて就職について考えるきっかけになりました。
  • 社内の会議で総支配人と若い社員で意見が割れていたが、若い社員の意見を採用したところ、成功したというエピソードは、今のSHIBUYA109を表していると思いました。
  • WEB3(※3)やNFT領域(※4)に力を入れているということを伺って、リアルだけでなくデジタルを駆使して世界に発信しようしていることを初めて知り、今後のSHIBUYA109の発展が気になりました。

※1 公式Webサイト:SHIBUYA109 lab.
※2 Meta:旧称 Facebook社。Instagramを傘下に収めている。
※3 WEB3:次世代のインターネットのあり方。
※4 NFT:データに唯一性を担保する仕組み。