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2019年度 社会学部「アッハ!体験」プロジェクト成果発表会を開催しました

1月29日(水)、新宿キャンパスにて、社会学部が企画した「アッハ!体験」プロジェクトの成果発表会が行われました。「アッハ」とは、ドイツ語の「Ach」で「あぁ!」に相当する言葉です。
プロジェクトは、社会学部3学科(社会情報学科・メディア表現学科・地域社会学科)の学生が希望する主体的な学び体験を、学部が資金面で援助するというものです。
日ごろの授業などをきっかけに、「体験したい」「調査したい」「挑戦したい」という学生の知的好奇心を実現するため、2015年度から実施されています。今年度は「社会学部の学びにふさわしいこと」を条件に8件が採択され、うち7組のゼミなどグループで参加した63名が、夏休みから12月末までの期間を通して、多彩な学び体験を展開しました。

発表会には、学生・教員あわせて約100名が出席。プロジェクトの意義と成果報告への期待を込めた飛田満社会学部長のあいさつで開会し、学生はパワーポイントや制作物、資料などを用いて、半年間の成果を発表しました。
天草という遠隔地に赴いての産学連携プロジェクト、取り壊されることになった8号館の思い出や歴史を残す活動、緑多いキャンパスに自生する梅を用いての伝統文化と保存食についての学び、ローカル鉄道を活用した地域活性化活動、檜原村の魅力を伝えるプロジェクト、水族館めし・動物園めしというユニークな視点からの冊子と映像作り、SDGs啓発のためのフォーラム企画や地域の人々との交流など、多彩な報告となりました。
多くの来場者が聞き入る中、質疑応答も活発で、緊張感に包まれながらも和やかに発表会は進行しました。いずれも普段の授業の学びを超えた"活学"としての成果に富んでおり、授業と連動した主体的な学びの可能性を感じさせるものでした。

発表会の最後には、川端美樹メディア表現学科長、鈴木章生地域社会学科長の総評があり、参加した学生の健闘を称えるとともに、次回に向けた継続的な学び体験への期待が熱く語られました。
5回目を迎えた「アッハ!体験」プロジェクトにより、学生は日常では実現が困難な学びを体験し、達成することの喜びを感じるとともに新たな課題を発見することもできました。次年度以降もプロジェクトを継続していくことで、参加学生のみならず学部全体に良い影響を与え、学部の教育活動の向上にもつながるものと期待されます。

【報告テーマ】

  • マーケティングの理論を用いたPBL型学習~天草オリーブ園の商品プロモーションと天草地域振興プロジェクト~
  • 古いものの積み上げとして"新しい"を体験しながら考える。
  • 梅のロマン
  • ローカル鉄道を利用した地域活性化の調査とメディアを利用した情報発信
  • レッツ!檜原村
  • A to Z Food~水族館めし・動物園めし~ 詳細はこちら
  • SDGsプロジェクト×新宿ユネスコ協会~多世代で協働する持続可能な社会づくり~ 詳細はこちら