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遠隔授業|オンデマンド型

さいたま岩槻キャンパス共通科目
「スポーツ・健康A」

担当:奈良 雅之教授、櫻井 健太専任講師、梶田 和宏講師、曽根 良太講師

  • 簡単足ほぐし
    おうちで実践!「どこでもできる簡単足ほぐし」
  • 「排球」に代わるバレーボールの漢字を考えました

<授業の概要>

スポーツ活動を通じて、運動技能の向上や健康・体力の保持増進を図るとともに、身体的感性を養い、運動への気づきを深めます。生涯にわたって元気に過ごすための資質を高めることを主な目的とし、今年度の春学期は、動画を視聴しながら身体を動かせるよう担当教員がそれぞれ工夫して授業を行いました。
奈良教授は「東洋的ボディーワークの実践」として呼吸法や初級太極拳、梶田講師は「生涯スポーツを楽しむための健康・体力づくりの実践」としてライフスキル等の講義とさまざまなトレーニング、曽根講師は、運動生理学やアンチドーピング講義と、自宅でできる筋力トレーニングの授業を実施しました。下記では、櫻井専任講師担当の授業を紹介します。

<遠隔授業について>

櫻井専任講師
櫻井 健太専任講師

この授業は、実技を中心とし、医療系の講義が続く学生にとって、身体を動かすことで気分転換やストレス発散をするという側面がありました。全面遠隔授業となったこの春学期についても、パソコンなどの画面と向き合う時間が長くなったことで、なおさらその意義と役割が大きかったと考えています。
授業では、「楽しい、面白い」を取り入れること、そして学生からの意見に応えることを心がけました。

まず、本来であれば実際にプレーする予定であった種目の紹介をして、種目の知識やルールを学んでもらいました。この授業の担当ではない学科教員にもゲストとして種目を体験してもらい、スポーツを楽しむ様子を動画で伝えました。BGMや効果音を取り入れ、飽きずに視聴できるように工夫しました。
実技に関しては、「遠隔授業中にもできる椅子を使ったエクササイズ」や「どこでもできる簡単足ほぐし」など、自宅の限られたスペースでも実施でき、身体と向き合うことのできる内容を取り入れました。ソフトボールの授業では、新聞紙を丸めて自作したボールを使って、スローイングの感覚を養う課題に取り組み、バレーボールでは風船バレーを実践してもらいました。
さらに、「スポーツの定義について」「排球に代わるバレーボールの新しい漢字を考える」「自宅でもできる風船バレーの楽しみ方を考える」など、考える課題にも取り組んでもらい、その意見を授業内で全体に共有しました。学生が考えた風船バレーのアイデアは、実際に教員が試した様子を動画にし、フィードバックしました。

秋学期も全面遠隔での実施となったため、学生からリクエストがあったプレーヤー視点の動画や、学生それぞれのダンス動画をつないで作品にするなど、「つながり」が感じられる内容を取り入れていく予定です。スポーツを楽しいと感じてもらうことを第一に、今後も工夫して授業を展開したいと思っています。

<学生の声>

  • 動画を見ながら実践できる内容で、対面授業に近い形で楽しむことができた。
  • これまで知らなかった競技について知ることができ、スポーツへの関心が高まった。
  • 動画の面白さから、毎週の授業が楽しみだった。
  • 課題のフィードバックで、ほかの学生の意見を知ることができ、視野を広げることができた。
  • 実際に実技ができなかったのは少し残念だったが、先生方が競技する動画を見て一緒に競技しているような気持ちになった。

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