DX副専攻
新宿キャンパス共通科目
DX基礎セミナー
担当:平山 秀昭教授(メディア学部メディア学科)
Pythonで「じゃんけんゲーム」を制作

DXとは、デジタル技術を用いてビジネスをトランスフォームする、つまり、劇的によくすることです。
本ゼミでは、①企業のビジネス戦略を理解する力、②データドリブンな思考力、③デジタル技術で解決するセンス、④AIで実現可能なこと、不可能なことを理解する力を身に付けたDXアーキテクトの育成を目指しています。
2025年度 DX副専攻・平山秀昭ゼミの学生(英米語学科:金田美咲さん、社会情報学科:坂巻愛華さん)は、「③デジタル技術で解決するセンス」を身につけるための学修の一環としてPython(AI分野で広く使われているプログラミング言語)で、じゃんけんゲームを制作しました。
詳細は、以下学生レポートをご覧ください。
学生レポート
DX副専攻セミナーではPythonの単元のまとめとして「自分たちで何かアプリを作る」という課題が出されました。それまでに教わった関数を活用できるものは何かを考え「じゃんけんゲーム」を制作することにしました。
はじめは簡単な印象がありましたが、実際に一から制作してみると、自分たちで考えた通りにコンピュータを動かすためのプログラムを書くことと、エラーの修正をすることがとても大変なことがよく分かりました。
特に制作で印象的だったことは、ランダム関数という教わっていない関数を自分たちで調べて制作に生かそうとしましたが、何度試行錯誤を繰り返してもエラーが発生してしまったことです。その際に先生からアドバイスをいただき、最終的には無事完成することができ、達成感を味わうことができました。
このゲームの手順は、プログラムを実行すると図1のようなウィンドウが表示されます。
「さいしょは」の下にある「ぐー」ボタンを押すと図2のようなウィンドウが表示されます。プレイヤーが3つのボタンの中から1つ(画像ではぐー)を選択すると、コンピュータが「ぐー・ちょき・ぱー」の中からランダムに1つ選び、図3のようにプレイヤー側の勝敗を判断し、その結果が表示されます。図4は、Jupyter Notebookという開発ツール上で、私たちが制作したじゃんけんゲームのプログラムの一部です。
「じゃんけんゲーム」の画面、プログラム
図1:「ぐー」ボタンを押す 図2:「3つのボタンの中から1つ押す 図3:勝敗が表示される 図4:Jupyter Notebook上の「じゃんけんゲーム」のプログラム