7月9日(水)、新宿キャンパスにて2025年度名誉教授称号授与式を執り行いました。
太原孝英学長より、以下の7名に目白大学名誉教授の称号が授与され、本学での長年のご貢献に対し感謝の言葉が贈られました。目白大学名誉教授称号授与者
- 小野寺 敦子 (元 心理学部心理カウンセリング学科教授)
- 六波羅 詩朗 (元 人間学部人間福祉学科教授)
- 張 元宗 (元 社会学部社会情報学科教授)
- 植村 泰三 (元 外国語学部英米語学科教授)
- 藥師 京子 (元 外国語学部英米語学科教授)
- 毛束 忠由 (元 保健医療学部作業療法学科教授)
- 安齋 ひとみ (元 看護学部看護学科教授)
名誉教授の称号を授与された7名からのメッセージを紹介します。
※張 元宗 名誉教授、藥師 京子 名誉教授につきましては、ご都合により授与式ご欠席のため、メッセージのみのご紹介となります。
小野寺 敦子 名誉教授
子ども学科、そして心理カウンセリング学科に在職させていただき、多くの学部学生や大学院生、そして学科の先生方と共にすごした日々は、私の人生にとってかけがえのない素晴らしい時間でした。また心理学の研究者としての活動にもご支援をいただき、様々な形で研究成果を社会に発信できたことは、目白大学という学びの場があったからこそであると、心より感謝いたしております。今後も、目白大学が、時代の変化に柔軟に対応しながら、これまでの校風を大切にし、ますます発展されますことを心よりお祈り申し上げます
六波羅 詩朗 名誉教授
目白大学名誉教授の称号をいただきありがとうございます。大学では、講義、演習・実習・ ゼミナール(卒論)を通して、心おきなく学生の教育・研究に取り組むことができたと思います。無事に退職を迎えることができたのは、同僚の先生方の協力と職員の方々からのサポートによるものと深く感謝しております。
退職してから、社会に出た卒業生に会う機会がありました。福祉専門職として、あるいは社会人として活躍している姿を見ると、「送り出した学生は着実に育っている」と実感し、目白大学の目指す教育に少しはお手伝いができたのではないかと思います。今後も、社会の変化に対応した人材の育成に期待しております
植村 泰三 名誉教授
目白大学は本当に人を大切にする、楽しい大学だと思います。
僕自身は人文学部の創設と共に着任し、いわば「目白の1期生」であります。
特に思い出深いのは、入試広報の業務と人文学部の閉鎖でした。両者は全く反対のベクトルの仕事であり、入試の仕事では歩留まりの読み違えなどもありましたが、寛容に赦していただいたように思います。
目白大学には「人を赦し大切にするという寛容な文化」が深く根付いており、聖書の"To err is human, to forgive divine."との言葉を具現化していると思います。
僕は失敗が多くドジな奴ですが、その都度寛容に赦していただきました。これは素晴らしい文化(校風)であり、これからも大切にしていただきたく思います。31年間本当にありがとうございました。ただただ感謝のみです。
毛束 忠由 名誉教授
この度、名誉教授の称号をいただき感謝申し上げます。私が目白大学に着任したのが50歳の時でした。多くの問題を抱えていた臨床実習の改善を模索していた時、ある先輩との雑談の中で「新しいことを始めるなら50歳までに」という話を伺ったのがきっかけでした。そして目白大学でそれを実行する機会をいただけたことに心から感謝申し上げます。これからも目白大学が新しい教育に挑戦する大学であることを願っています。
安齋 ひとみ 名誉教授
授与式では太原学長よりお言葉を頂戴し、温かいおもてなしを受け大変ありがたく嬉しく思っております。
両キャンパスの先生方と職員の皆様のおかげで充実した教員生活を過ごすことができました。これまでの様々な方々との出会いに心より感謝いたします。
学部卒業生と大学院修了生の活躍を拝見し、質の高い教育や研究への努力は、必ず実を結び、より良い社会を築く礎につながるものと思います。目白大学の益々のご発展を願っております。
張 元宗 名誉教授
日本で研究を志してから50年の節目に名誉教授の称号を授与いただき、大変光栄に存じます。ありがとうございます。今後の研究活動に称号を使わせていただき、目白大学の国内外への発信に一役を担わせていただきます。また、学科の先生方及び職員の皆様のサポートと支援により情報処理、統計学、データ解析などの授業に携わることができたことに感謝いたします。
本学の教育理念「育てて送り出す」に則った、教職員の皆様の日々の努力ときめ細かい指導により、保護者の方から「先生方と職員の皆様が真摯に学生に向き合う指導姿勢は日本の大学の中では目白大学しかないのではないでしょうか」というお言葉をいただいたことを誇りに思います。学生本位で、真摯に学生に向き合う教育理念と姿勢により、目白学園がこれからも成長し続けることを確信しています。
藥師 京子 名誉教授
この度は名誉教授の称号をいただき誠にありがとうございました。
定年退職した後3年、現在療養中の為に名誉教授称号授与式に参加出来なかったことは残念です。
さいたま岩槻・新宿とそれぞれのキャンパス在職中は、先生方はじめ職員の皆様方には大変お世話になり、定年まで勤務できました事を心より感謝申し上げます。
ますます少子化時代が進む中、世の中はグローバル社会に対応出来る人材の必要性が高まっており、教育の多様性が求められています。
目白大学が教員・職員、そして社会に羽ばたく学生と共に着実な発展をされることを心から願っております。
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~名誉教授称号授与おめでとうございます~