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出発前の集合写真 -
燧ケ岳山頂からの絶景
8月18日(月)~20日(水)に、さいたま岩槻キャンパス共通科目「スポーツ・健康」の野外運動実習で尾瀬国立公園トレッキングを実施しました。学生24名と教員2名、SA(Student Assistant)学生2名が参加しました。
1日目:大清水から尾瀬沼へ
群馬県側の入山口大清水から登山開始です。櫻井健太准教授からルートのレクチャーを受けて大きなリュックを背負って歩きます。この日は快晴で気持ちの良い登山となりました。途中で足がつってしまう学生もいましたが、教員のサポートもあり無事に歩き続けました。三平峠を越えて宿舎の尾瀬沼ヒュッテへ到着しました。学生は食事とお風呂でリフレッシュして星を眺めるなど山の時間を過ごしました。
2日目:燧ケ岳登山
2日目は尾瀬にある百名山の1つ燧ヶ岳(ひうちがたけ)に登りました。荷物は宿に置いて水分や食料など必要最低限の装備で出発します。8合目まで登ると尾瀬沼を見下ろす景色が開けました。2,000mを超える高さに挑戦するのは初めてで「疲れた」「もう帰りたい」と言いながらも全員が無事山頂へ到着しました。来た道を下山し、尾瀬沼ヒュッテに戻り、ゆっくりとこの日の疲れを癒しました。
3日目:尾瀬沼から鳩待峠へ
最終日は鳩待峠(はとまちとうげ)に向かいます。尾瀬沼を回り、尾瀬ヶ原へ入ります。池塘(ちとう)が多い尾瀬ヶ原にはたくさんの動植物が見られます。植物などを探す課題のフィールドビンゴに取り組みながら尾瀬の自然を観察していきます。尾瀬ヶ原を抜けると、鳩待峠までの上り坂が続きます。3日間の疲れがたまってきていますが、学生たちは無事に登りきることができました。歩き終えた鳩待峠の休憩所でのソフトクリームは、疲れた体には格別のおいしさだったようです。帰りのバスの中では、みんないつの間にかぐっすり眠ってしまいました。
今回の授業で学生たちは、見えないゴールまで頑張ることや、互いにサポートしながら登ることなど、登山ならではの貴重な経験をすることができました。この経験を忘れず今後もさまざまなことに挑戦してほしいです。 また尾瀬は自然保護の原点と言われ植生回復、ゴミ持ち帰り運動、マイカー規制などの取り組みが行われています。学生たちもゴミの持ち帰りを実践し、公衆トイレを利用する際は環境整備費の協力を行いました。さまざまな取り組みにより、自然が守られていることを知る機会となりました。
※この授業は言語聴覚学科の櫻井健太准教授と、短期大学部ビジネス社会学科の柴田景子助教が引率しました。
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櫻井准教授によるルート解説 -
休憩中の絵になる1枚 -
山小屋のご飯はおいしい! -
山頂までもう少し! -
絶景を見下ろします -
虫に好かれる櫻井准教授