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合同グループワークの様子 -
29グループに分かれて実施しました
7月30日(水)・31日(木)、保健医療学部と看護学部の合同授業「チーム医療演習/チームケア論」が実施されました。
理学療法学科63名、作業療法学科25名、言語聴覚学科29名、看護学科116名、総勢233名の学生が一堂に会してリハビリテーション総合カンファレンスシート作成のためのグループワークが行われました。
今回の授業では、教育用電子カルテを用いたより実践的な症例情報で29グループに分かれ、それぞれのグループが症例検討と発表を行いました。4学科の生徒が1つのグループとなり、学生同士でお互いを尊重し合いながら、積極的に意見を出し合うことでとても魅力的なチーム作りが行われていました。
学生のアンケート結果からも分かるように、多職種連携実践を行うことの大切さや、各々の専門性を再認識する重要性を感じられたようでした。
<学生の声>
・各職種の専門的な視点から意見を出し合い、患者さんのニーズや望む生活を幅広い視点で捉えることができました。疑問に思ったことはそのままにせず、積極的に質問し合いながら話し合いを進めたことで、互いの理解を深め、より具体的で実現可能な援助計画につなげることができました。また、それぞれの職種の役割や支援方法を学ぶ中で、退院後の生活を見据えた連携の重要性や、多職種連携の有効性を実感することができました。
・それぞれの専門性があって、聞いたことのない検査や症状など、お互いに説明し合いながら議論することができて、自分の専門性をもっと深めないといけないと感じました。
・他職種の考え方や、さまざまな意見をそれぞれ尊重し、ひとつの目標に対して協力しながらプログラム立案や意見をまとめることの大変さを理解できました。学生のうちに体験できたことがとても勉強になりました。
・他職種でのグループワークを通して、自身の考えをしっかり伝えることの難しさを学びました。そのために、自身の理解を深める必要があることを学びました。
・他職種がどこの視点を大切にして患者を捉えているかが分かりました。それぞれの専門性によって、患者さんのどの部分に着目しているかが異なり、自分にはなかった新たな視点や価値観に気づくことができました。多職種の視点を共有し合うことで、患者さんにとって最善のケアを提供するためには、チーム全体で情報を共有し、互いの専門性を尊重し合うことが不可欠であると再認識しました。今後は、自分の視点だけにとらわれず、他職種の視点にも耳を傾け、より多角的に患者を理解していきたいです。
<アンケート結果>

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表彰式の様子 -
学部長賞を受賞したグループ