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特別講座「中国語で挑戦!即席スピーチ体験イベント」を開催しました(特定学修支援団体チャレンジ企画)

第5次中期目標・中期計画では、「学修者本位の教育の実現」を目標のひとつとして、「課外活動推進方策および新特定支援団体の創設について検討すること」が掲げられ、その具体化に向けたトライアルとして、特定学修支援団体チャレンジ企画が選定されました。

この企画のひとつとして、10月15日(水)、スピーチ指導の第一人者として知られる笈川幸司(おいかわ こうじ)氏をお招きし、特別講座「中国語で挑戦!即席スピーチ体験イベント」が開催され、長年にわたりスピーチ教育を実践してきた笈川氏の授業を体験しようと、学生や教員が多数参加しました。

笈川幸司氏

講座の途中、笈川氏は「上手な拍手の仕方」について話を切り出しました。 「拍手は、相手を受け止め、場を温める最高のコミュニケーションです」と語り、実際に全員で拍手の練習を行いました。 笈川氏によると、拍手は一気に10回、少し手を斜めにして連打するのが効果的とのこと。会場ではその"笈川流拍手"が響き渡り、空気が一瞬で明るく、軽やかになりました。

笑いと拍手が交互に起こるたびに学生たちの緊張がほぐれ、自然と笑顔が広がっていきました。 その後は発表や質問のたびに大きな拍手が起こり、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

笈川氏は「どのような発表にも"良いところ"がある。とにかく褒めることで、その人は次の一歩を踏み出せる」と語り、一人ひとりの発言に即座に励ましの言葉を返しました。「〇〇さん、すごくいいですね」「〇〇さん、ばつぐんです!」という明るく力強いコメントに、会場は笑顔にあふれ、学生たちは自信をもって中国語を話せるようになっていきました。

また、笈川氏は「1分の自己紹介をいきなりやるのは難しいが、10秒、20秒と少しずつ時間を延ばしたり、相手を変えて繰り返し話していくうちに、緊張は自然とほぐれていく」とアドバイスをしました。相手から肯定的なリアクションをもらうことで自信がつき、表情がどんどん柔らかくなる――そんなヒントを参加者全員が実感する時間となりました。

参加した学生からは、「あっという間の1時間半だった」「これから始まる他の講座にも参加したい」といった感想が寄せられました。笑顔と拍手にあふれた今回の講座は、「話す力」と「聞く力」を育てる笈川流スピーチメソッドの魅力を体感できる貴重な機会となりました。