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集合写真
11月15日(土)、東京大学教育学部附属中等教育学校の公開研究会に、教職課程(中学校・高等学校)を履修している1~3年が参加しました。午前中の1~4限の公開授業では、専門教科の授業だけでなく、その他の授業にも参加し、教科の特性にあわせた授業の方法や、「生徒主体」のさまざまな授業スタイルを学ばせていただきました。
一方では生徒が積極的に活動する授業があり、もう一方では生徒がじっくり考える授業がありました。学生にとっては、大学の授業で学んだ知識や考えを実践で改めて理解し考え、「生徒主体」の授業の奥深さを体感する貴重な機会となりました。
午後は大学に戻り、参加した授業についてそれぞれ報告し合いました。生徒が活動的に学習する授業の方法(アクティブラーニング)や、教師の役割について意見を交換しました。それぞれの学生が、自分の「教育」を探求しようとする姿が見られました。
学生のふりかえり
・今回の東京大学附属の公開授業を通して、「授業とは何か」や「活動的な授業のバランス」について改めて考える機会となりました。見学から得た気づきを今後の学びに生かし、教育についてさらに深く考えていきたいと思います。
・私が見学した授業の中では、「答えを教えず、前回までの学びから生徒自身が気づけるように誘導する教師」と「対話を重視し、生徒同士の言葉から授業を展開していく教師」がいました。スタイルは違っても共通していたのは、授業が生徒と教師の言葉のキャッチボールで進んでいたことです。
・「教師が主体なのか、生徒が主体なのか」ということを改めて考えさせられました。東京大学附属の授業は、一見すると教師が目立たない授業のように見えましたが、実際には、その裏側に多くの準備や意図があるはずだと思いました。また、生徒が自由に発言できていたのは、生徒と教師の信頼の上で成り立つのだと感じました。
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ディスカッションの様子 -
アクティブラーニングや
教師の役割について意見交換

