目白大学は、教員の教育力・研究力向上のための取り組みの一環として、ベストティーチャー賞ならびにベストリサーチャー賞を選出することとしております。
この度、2025年度の両賞の受賞者を表彰しました。
2025年度 ベストティーチャー賞
- 藤巻 貴之 准教授
(目白大学社会学部社会情報学科) - 増田 知之 教授
(目白大学保健医療学部作業療法学科)
2025年度 ベストリサーチャー賞
- 財津 亘 准教授
(目白大学心理学部心理カウンセリング学科)
受賞者からの喜びの声とメッセージを紹介します。
ベストティーチャー賞
藤巻 貴之准教授にインタビュー
受賞の感想
目白10年生での受賞、最高の気分です!!
目白大学生への適応、コロナ禍を乗り越える中で、これまでよりも試行錯誤が多かった10年間でした。
楽しく講義を担当させていただいて、学生のリアクションを感じ取ることができる教員という職業に就いてよかったと思っています。毎日楽しんでいます。
授業で心がけていること
「完成した授業はない!」ということを忘れないようにしています。そう考えると、自然に導入のネタ探し、講義・ワークの改善を考えるのが楽しくなります。
学生に向けて一言
授業の感想・フィードバックを教員に伝えやすい時代だと思います。何が知りたいのか、どういう授業を求めているのかを伝えると楽しい授業を一緒に作れると思います。知識を得るだけならいくらでも他の方法がある時代です。教員から知識を得ることと、本を読むことは別であることを意識してみてください。
実は教員って学生が思っているよりも緊張しています。有意義な90分を過ごせるようにお互いに向き合いましょう。
私にとって授業とは
「仕事を得るためではなく、卒業後の生活を豊かにするための知識を与える場」
座右の銘
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに、・・・」(井上ひさし)
教員1年目から、この言葉を胸に授業を行っています。
ベストティーチャー賞
増田 知之教授にインタビュー
受賞の感想
このたびは素晴らしい賞をいただき大変光栄に存じます。独自の教育方針を評価していただき驚くとともに感激しております。日頃支えてくださる教職員の皆様、ご推薦いただいた先生方、そして受講生の皆さんに心より感謝申し上げます。
今年度は特注のマイクスタンドを導入し「魂を込めた授業」を展開する中で朗報をいただき、身の引き締まる思いです。この賞を激励と受け止め、授業に完成形はないという信念のもと、来年の自分が今年の自分を超えられるよう、今後も学生とともに進化し続けます。
授業で心がけていること
私が授業で最も大切にしているのは「魂を込める」ことです。解剖生理学に物語を与え、学生に感動や学びへの意欲を持ち帰ってもらうことを目標にしています。
そのために、授業30分前からの準備やボーカル専用マイクの使用、服装への配慮など独自のこだわりと流儀を持ち、覚悟をもって教壇に立っています。汗だくになるほど全身全霊で向き合っても授業に完成形はありません。昨日より今日、今日より明日へと授業を磨き上げ、今後も学生とともに成長し続ける授業づくりに励んでまいります。
学生に向けて一言
解剖生理学は覚えることが多く、決して楽な科目ではありません。「こんなに覚えられない!」と思うこともあるでしょう。しかし、この科目は医療系のあらゆる学びの土台となるだけでなく、国家試験の合否も左右します。皆さんが本気で頑張るのであれば、私も本気で応えます。毎回、魂を込めて授業をします。分からないことがあれば何度でも説明します。だから皆さんにも、本気でついてきてほしいと願っています。
私にとって授業とは
私にとって授業とは「1回限りのライブ」です。毎回ステージに立つ気持ちで教室に入り、学生の表情や空気感に合わせて対話するように授業を進めています。
知識を伝えるだけであればAIでも代替できる現代において、対面授業の醍醐味は教員と学生による「heart to heart」のやり取りにあります。授業は知識だけでなく医療専門職としての心得や姿勢を示す場でもあると考え、教員の熱意が伝わる人間味ある教育を追求しています。今後も白いマイクスタンドを握りしめ、魂を込めた1回限りの授業に全力を尽くしてまいります。
ベストリサーチャー賞
財津 亘教授にインタビュー
受賞の感想
この度は、このような栄えある賞をいただき、大変光栄に思います。本学に着任してから早くも7年目となりましたが、これまで日々取り組んできた研究を評価していただけたことを嬉しく思うとともに、今後もより一層研究活動に励み、その成果を教育や社会に還元してまいりたいと思います。
研究において心がけていること
「自分自身が面白いと思える研究をする」ことを大切にするとともに、既存の方法や考え方にとらわれすぎず、新しい技術や分析手法を積極的に取り入れながら、これまでとは少し違った角度から研究対象を見ることを心がけています。
学生に向けて一言
学生時代は、数学(特に確率・統計)やコードを書くことが苦手でした。ですが、その後、研究における必要性を感じたことをきっかけに、今では楽しく確率・統計を使って分析したり、コードを書いたりしています(得意かどうかは別として)。学生時代に苦手だったことでも、何かをきっかけに「ハマったり」、得意になったりすることもあります。今は苦手だと思っていることでも、ぜひいろいろなことに挑戦してみてください。
私にとって研究とは
自分の『知りたい』を形にすること。そして、誰も知らないことを『世界で初めて知る』こと。
謝辞
本受賞につきましては、研究グループの先生方をはじめ、学科の先生方の日頃のお力添えがあってこそのものと感じております。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

