10月25日(日)、目白大学外国語学部中国語学科では、桐和祭と2026年度中国語学科公開講座のコラボ企画として、「中国のSNS―スマホが映す現代中国社会―」を開催しました。当日は、学内外から参加者を迎え、中国のSNSやインターネット文化を通じて現代中国社会への理解を深めました。
講師には、中国のインターネット事情に詳しいフリージャーナリストで、千葉大学客員教授の高口康太氏をお招きしました。高口氏は、中国経済や企業を中心に取材・執筆活動を続けており、『ピークアウトする中国』『幸福な監視国家・中国』など、多数の著書を刊行されています。
講演では、中国で急速に発展するSNSや、インターネット上で大きな影響力を持つ「網紅(ワンホン)」と呼ばれるインフルエンサーの文化などを取り上げ、スマートフォンを通じて見えてくる現代中国社会の姿について解説していただきました。SNSが人々の生活や消費行動、情報発信のあり方にどのような変化をもたらしているのかを考える機会となりました。

高口氏の講演に続き、中国語学科の氷野善寛教授との対談が行われ、中国のインターネット文化や日本との違いなどについて理解を深めることができました。
また、今回の講演会は、中国語学科の1年生有志が中心となって運営に携わりました。学生たちにとっては、中国社会について学ぶだけでなく、学内外の参加者を迎えるイベントの運営を経験する貴重な機会にもなりました。
外国語学部中国語学科では、中国語教育に加え、中国の歴史・政治・文化・社会について、広く地域社会へ発信する公開講座を開催しています。今後も学生が主体的に参加する活動を取り入れながら、中国語圏への理解を深める学びの機会を提供してまいります。
中国語学科・氷野善寛教授

関西大学文学部卒業。2016年まで関西大学アジア文化研究センター等でポスドク研究員などを務める。2017年より現職、目白大学外国語学部中国語学科教授。日本中国語検定協会理事、中国語教育学会代表理事。
専門は中国語教育・中国語教育史で、特にAIとICTを用いた中国語教育への応用を研究している。著書に『キクタン中国語』シリーズ(アルク)ほか。
出演教員の研究業績・過去の論文については、以下のリンクよりご確認いただけます。

